投稿日:2023.10.23 最終更新日:2024.06.27
外壁塗装【旭化成ヘーベルハウス編】ハウスメーカーで建てた住宅を塗り替えする!
このブログでは、
旭化成ヘーベルハウスで建てられたお家の塗り替え塗装について紹介していきます。
以下のような方はぜひこのブログ記事を参考にしてみてください!
- ハウスメーカーで建てた場合の再塗装はどうしたらいいか?
- 旭化成ヘーベルハウス宅の特徴
- 塗りかえ時期はいつなのか?
また、すぐにでも相談したい方は当社にご相談ください。(相見積もり大歓迎です!)
目次
- ハウスメーカーとは?
- ハウスメーカーで塗り替えた場合のメリット/デメリット
- 旭化成ヘーベルハウス住宅の特徴
- 旭化成ヘーベルハウスが使っているALC外壁ってなに?
- こんな症状があれば再塗装のサイン!
- ALCの外壁塗装を安く抑えるポイント
- まとめ
ハウスメーカーとは?
ハウスメーカーと聞いて思い浮かぶのは「工務店」と「ハウスメーカー」何が違うのか?だと思います。
ハウスメーカーとは作る人、または、自社ブランドを持って全国規模で営業展開している住宅会社のことです。
対応エリアが広く、各地域に営業拠点があります。
例えば、ハンバーガーショップだとマクドナルド/ロッテリア/モスバーガーなどが有名ハンバーガーチェーンですかね。でも、町には個人でを経営してるハンバーガーショップもありますよね。
この有名チェーン店と、個人のハンバーガーショップの違いが、ハウスメーカーと町の工務店の違いなんです。
ハウスメーカーで塗り替えた場合のメリット/デメリット
以下では建てた「ハウスメーカー」で塗り替えた場合と「外壁塗装専門店」で塗り替えた場合のメリット/デメリットを紹介します。
ハウスメーカーの場合
以下では「ハウスメーカー」で塗り替えた場合と「外壁塗装専門店」で塗り替えた場合のメリット/デメリットを紹介します。
ハウスメーカーのメリット
メリットとしては、大手ならではの保証やアフターフォローが充実している点です。また下請けの業者なども複数社抱えていることが多く、施工の日程などの融通が効きやすいです。
ハウスメーカーのデメリット
逆にデメリットとしては、費用が高くなってしまうことです。なぜなら実際に施工を行う業者は、ほとんどの場合下請け業者となるため中間マージンが発生してしまうからです。
また、塗料の種類も専門的な業者に比べると少ない場合があります。
外壁塗装業者の場合
外壁塗装業者とは、塗替えなどの外壁塗装を専門とする業者のことです。
外壁塗装業者のメリット
外壁工事を専門としており、基本的には自社施工の会社が多いです。そのため中間マージンが、発生しないため他の業者に比べて費用が安くなります。
また、地域に根ざした業者が多く、業者と依頼主との距離が近いため、連絡がしやすいのもメリットの1つです。
外壁塗装業者のデメリット
上述の通り地域に根ざした業者がほとんどで数も多いため、業者ごとの良し悪しを判断するのが難しいです。
悪徳業者に騙されないように、しっかりと調べたり複数の業者に相見積もりを取る必要があります。
旭化成ヘーベルハウスの特徴
旭化成ヘーベルハウスの特徴は
- 都市部の狭い土地に適した住宅ラインナップを提供している
- 制震フレームが標準的に住宅に備わっている
- 耐火性に優れたALCコンクリート
- 30年間メンテナンスフリー
- アフターサービスが迅速
旭化成ヘーベルハウスは重鉄・システムラーメン構造です!
外壁材は基本ALCコンクリートを採用しております。
外壁塗装は通常塗装やセラミック塗装や多彩模様塗装で仕上げられております。
外壁ALCの場合はジョイント部やサッシ廻りはコーキングを施されており、コーキング劣化が進行すれば漏水リスクが非常に高くなってくるので定期的なシーリング工事は非常に重要です。
- 下記の画像をクリックするとの旭化成ヘーベルハウスのホームページに飛べます。
旭化成ヘーベルハウスが使っているALC外壁ってなに?
ALCの主成分は「珪石/セメント/生石灰」などの「無機質材料」です。
ALCは、内部に気泡を含んでいるため、通常のコンクリートと比べて軽量でしっかりと強度が保たれている特徴があります。
外壁材での国内シェア率は低い外壁材ですが近年人気が出てきてます。
外壁材 | 国内シェア率 |
窯業系サイディング | 78.5% |
金属系サイディング | 11.4% |
モルタル | 5.7% |
木質 | 1.3% |
ALC | 1.0% |
その他 | 2.1% |
シェア率一位は、窯業系サイディングボーで70~80%占めております。
ALC外壁のメリット
遮熱性、防火性に優れている
通常のコンクリートの約10倍も断熱性があるといわれていることから、断熱材と併用すると夏場は涼しく冬場は暖かい住宅環境を作れます。
また、万が一火災が起きた場合にも無機質で出来ているため、有害物質を発生させません。
耐久性が高い
ALC外壁は耐久性が高く、地震にも強いメリットがあります。
ALC外壁を適切な条件で使用し、定期的なメンテナンスを行った場合、ALCパネル自体の耐用年数は50年を超えるといわれています。
軽量で遮音性が高い
ALC外壁は通常のコンクリートに比べて重量が1/4程度しかなく、軽量でありながら強度で、遮音性が高いメリットがあります。
内部の気泡(空気層)が音を吸収し、音の出入りも防いで住宅内に音が伝わりにくく、プライバシーの保護にも役立ちます。
ALC外壁のデメリット
防水性能がやや低い
内部の気泡部分に水が侵入してしまうと、膨張やひび割れの原因となって修復が難しくなるケースもあるので注意しましょう。
定期的なメンテナンス塗装をして防水性を高める必要があります。
コーキングが多い
ALCパネルはモルタルなどの塗り壁とは異なり、建物に取り付けていく外壁材のため、パネル同士のつなぎ目が多く、劣化を防ぐにはコーキング材でつなぎ目をしっかりと埋めることが大切です。
また、コーキングは定期的な補修が必要になってきます。
こんな症状があれば再塗装のサイン!
A LC外壁塗装のタイミングは
- 最初の塗装から10年経った時
- 外壁の劣化が見られた時
などです。以下ではこの2つについて詳しく紹介していきます。
最初の塗装から10年経った時
ALC外壁自体は初期費用は高い分50年以上も長持ちする外壁材として知られています。
しかしALCがそれだけ長持ちするのは、正しいメンテナンスを行った場合です。
特につなぎ目のコーキングやALC外壁の最大の弱点、防水性能を上げるための塗装をするために約10〜15年くらいを目安にメンテナンスする必要があります。
外壁の劣化が見られた時
ALC外壁で以下の4つの症状があれば再塗装サインです。
- コーキングの劣化
ALC壁で一番多い劣化が「コーキングの劣化」です。
コーキング材が劣化すると、つなぎ目から雨水が入り込んでしまいます。
コーキング部分の修理費用や劣化症状については、下記のブログ記事をぜひ参考にしててください。
外壁のコーキング修理を考えている方に読んでほしい!修理費用の相場や方法をわかりやすく解説。
- ひび割れ
外壁のひび割れは、劣化の進行度合いによって費用が変化します。
ひび割れの進行度合いがひどい場合は塗装で補修できない場合もあります。
ひび割れに関する外壁塗装費用や劣化症状をより詳しく知りたい方は下記のブログ記事をご覧ください。
外壁のひび割れの4つの症状と今すぐ修理すべきひび割れの症状について。
外壁のひび割れを症状ごとに補修費用を解説!
- 外壁の色あせ
外壁の色褪せの原因は2つです。
色褪せについて詳しく知りたい方は下記のブログをお読み下さい。
- カビや藻が多く付いている
カビなども高圧洗浄によって綺麗にできる場合もあれば、そうではない場合もあります。
外壁のカビなどについては、下記のブログ記事をぜひ参考にしててください。
ALCの外壁塗装を安く抑えるポイント
ALCの外壁塗装を安く抑えるためには以下の3つがポイントになります。
- メンテナンス可能箇所は一緒にメンテナンスをしてしまう
- メンテナンス1回目は打ち増しをしておく
- 自社施工の外壁塗装業者に依頼する
メンテナンス可能箇所は一緒にメンテナンスをしてしまう
将来的にみた場合、屋根の塗装も一緒に行うことでよりお得になります。
理由としては、外壁塗装をする際も屋根塗装をする際もどちらも足場費用がかかってきますが、その足場費用(22~35万円くらい)が一回で済むからです。
外壁塗装だけよりはもちろん費用は高くなってしまいますが、数年後に屋根塗装も行う場合であれば一緒に行ったほうがお得です。
コーキングの状態によって打ち増し施工をしておく
冒頭からお話している通りALC外壁はコーキング費用が他の外壁よりも倍近くかかってきます。
築10~15年前後で初めての塗装や前回コーキングの打ち替えを行った場合は、コーキングは“増し打ち(追加)処理にしましょう。
ただ、お家の状態にもよりますから、きちんと点検してもらった上で確認し、コーキングの補修方法を決定しましょう。
自社で施工している業者に依頼する
外壁塗装を依頼した業者に在籍している職人が直接施工する自社施工なのかも非常に重要です。
なぜ自社施工だと良いのかですが、
- 1つ目は中間マージンが発生しない点
契約した会社の下請け業者に施工を依頼した場合、紹介料や手数料などの費用が発生し、その費用は誰が負担しているのかというと外壁塗装を依頼するお客様となります。
この費用は工事代金に含まれることになるため、中間マージンが発生しない自社施工をしている会社に工事を依頼することが費用を抑えるポイントとなります。
- 2つ目が施工内容の伝達がスムーズな点
下請け業者がいる場合は施工内容の伝達がスムーズではない為、お客様と実際に施工する下請け業者との意見の食い違いが発生することもあります。
そのようなリスクを回避するために、自社施工のように自社の職人がいることで意見がスムーズに反映されます。
まとめ
いかがでしょうか?旭化成ヘーベルハウス住宅の特徴の1つでもある軽量で耐久性が高い、ALC外壁についてご紹介してきました。
ALC外壁塗装の費用相場は一般的な30坪(148㎡)の住宅の場合、約95~150万円となります。
その中でも他の外壁と違いALC外壁はコーキングのm数が多いため、コーキングの補修費用が打ち替えの場合、25万円〜40万円くらい費用が高くなります。
再塗装のポイントとしては
- コーキングの劣化
- ひび割れ
- 外壁の色あせ
- カビや藻が多く付いている
上記の4つの症状がある場合は外壁塗装業者にご相談ください。
少しでもお値打ちにALC外壁のメンテナンスを行う場合は
- 屋根塗装を一緒に行う
- コーキングの状態によって打ち増し施工
この2つをおすすめします。
- このブログを読み、外壁塗装の相場が気になる方は以下のブログをお読みください。
フォーグッドでは、お客様第一に考えたサービスや適正なお値段などを提供しております。
稲沢市、清須市、一宮市などで外壁塗装をご検討中の方はお気軽にご連絡下さい。現場調査・見積りすべて無料で行っております。
この記事の執筆者・更新担当者
専務取締役 岡田 健
「失敗は許されない。完成時には、心からご満足いただける塗装を」
私は日々このような強い思いをもって塗装工事に取り組んでいます。
自分自身にプレッシャーを与えながら業務にあたっていますから、工期を終えた後、お客さまの笑顔に触れた時には仕事に対する充実感、そしてその先にある「より質の高い塗装を」というモチベーション維持にもつながっています。
資格: 外壁診断士
趣味: 旅行、シュノーケリング、フットサル