投稿日:2022.07.07 最終更新日:2023.05.15
外壁塗装の現地調査は何を見るの?現地調査の費用からチェック箇所、流れまで解説
外壁塗装の際の現地調査は、建物の劣化状況や塗装する面積や素材の確認を主に見ていきます。
このブログでは、
- 現地調査の費用
- 現地調査のチェック箇所
- 現地調査の流れ
などを丁寧に解説していきます。
以下のような方はぜひこのブログ記事を参考にしてみてください!
- 現地調査の流れを知りたい方
- どれくらい時間を要するのか知りたい方
また、すぐにでもお見積もりが欲しいという方はぜひ当社にご相談ください。(相見積もり大歓迎です!)
現地調査とは?
現地調査とはお見積り提出前に、外壁や屋根の面積、素材の確認、建物の劣化状況などを調べ、施工の際の必要になることを確認します。
この現地調査の内容がお見積りに反映されます。
現地調査は下記の3つをメインに行われます。
・お客様のご要望をヒアリング
・建物の面積や長さの計測
・劣化箇所の確認
建物の周辺状況や現在の状況把握し、依頼されたお客様のご要望や疑問を聞くことにより、塗装工事への不安や問題などを払拭することに繋がります。
現地調査の費用
現地調査は基本的には無料で業者が行います。事前調査、見積り、契約、施工開始が外壁塗装の流れとなります。料金が発生するのは契約時となります。
現地調査、見積り提出までは無料で行われており、複数の業者に現地調査を依頼し相見積もりを取ることで、適正な金額での施工が可能となります。
現地調査のチェック箇所
建物の面積や長さの測定
外壁の面積を出し、窓や扉などの塗装しない箇所を差し引くことで塗装面積が出ます。
外壁以外にも付帯部と呼ばれる軒天、雨樋、破風・鼻隠し、シャッターボックス、雨戸など面積や長さ、個数を求めていきます。
劣化具合のチェック
外壁の劣化症状は
- 色褪せ
- チョーキング
- 苔や藻の付着
- 浮きや反り
- 剥がれ
- ひび割れ
などがあり、これらの劣化が起きていないかを確認していきます。
建物の周辺状況の確認
建物の周辺状況の確認は、
- 足場が安全に組めるか
- 工事車両が停車可能か
- 隣地に足場が出てしまうか
- テラスの脱着の有無
現地調査の流れ
現地調査は主に3つの流れとなります。
1:お客様のご要望をヒアリング
お客様に、
- 外壁でどのようなことが気になっているのか
- どのような特徴を持った塗料が希望か
- どのようなメーカーの塗料が希望か
- 施工の希望月日
- 外壁塗装の予算
などを業者が伺っていきます。
2:建物の面積や長さの計測
外壁の面積を出し、窓や扉などの塗装しない箇所を差し引くことで塗装面積が出ます。
外壁以外にも付帯部と呼ばれる軒天、雨樋、破風・鼻隠し、シャッターボックス、雨戸など面積や長さ、個数を求めていきます。
建物の図面がある場合は、実際の間取りと違うこともあるので誤差が生じないようにチェックしていきます。
3:劣化箇所の確認
外壁の劣化症状は
- 色褪せ
- チョーキング
- 苔や藻の付着
- 浮きや反り
- 剥がれ
- ひび割れ
などがあり、これらの症状が実際に起きていないかを確認していきます。
現地調査の所要時間
現地調査の所要時間はおおよそ1時間前後です。外壁や屋根の面積、素材の確認、建物の劣化状況などを調べていきます。また、外壁だけではなく軒天や雨樋などの付帯部分もあり、素材ごとの劣化状況も違ってくるので1時間前後の時間を要します。
また、現地調査の際に業者のみが見て回るだけではなく、お客様も一緒に見ることで気になる箇所の把握や、疑問などの解決に繋がります。
現地調査時に依頼主側で準備しておくもの
現地調査時に依頼主側で準備しておくとスムーズになるものが、
- 家の図面
- 家の築年数と過去の塗装歴
- 周辺の状況
上記のものを準備、把握しておくことで、現地調査に来た業者に伝えるとスムーズな調査、より良い提案に繋がります。
家の図面
家の図面があることで、外壁や付帯部分の長さや面積などが正確に測りやすくなります。また、図面には測り辛い2階の窓の大きさなども正確に調べられるので適切な面積にも繋がります。
家の築年数と過去の塗装歴
築年数を伝えると良いメリットは、家を建ててから何年経過しているかによって外壁の劣化具合が判断しやすくなります。
過去の塗装歴をを伝えると良いメリットは、過去に使用した塗料に適した塗料の提案ができます。これは前回使用した塗料が分からないまま塗装を行うと、稀に前回使用した塗料と今回使用する塗料の密着がうまくいかずに剥がれてくる可能性があるからです。
周辺の状況
周辺の状況を事前に業者が把握しておくことで、施工がスムーズに行えるかを確認します。
施工するお家の前面道路の交通量や、足場を建てる際に隣地の敷地を借りる必要があるのかを確認します。
現地調査時の業者との対応
現地調査を依頼した業者自体がどのような流れで調査を行うのかや依頼主の要望を聞き取ってくれるかどうかを把握しておくことが大切です。外壁塗装を行う上で現地調査の丁寧さは正確な見積りや適切な施工に繋がっていきます。
現地調査の丁寧度
現地調査は一般的な大きさのお家では、約30分~1時間ほどの時間を要します。かなり短い時間で現地調査を終わらせてしまう業者は建物を細かく見てくれていない可能性があります。
現地調査時に依頼者とのコミュニケーションをしっかりと取れるかどうかも大切です。コミュニケーションをしっかり取ることで見積りの内容も納得のいくものに繋がるからです。
見積りの適正度
外壁塗装は相場というものがあります。この相場から大きくかけ離れた見積りになることはあまりありません。相場と乖離が生じている場合はその理由を確認しておきましょう。
まとめ
外壁塗装を検討する際に現地調査を行うことは大切です。
メリットとして、
- 建物の劣化症状とその対応方法の把握
- 依頼主の要望を伝え、それに沿った見積りに繋がる
- その場で気になる事を聞ける
などがあります。
現地調査を依頼せずに見積りを依頼しする場合は、後々追加費用の請求や不適切な施工に繋がる恐れがあります。現地調査を依頼することで、適正な見積りや各お家の状態に沿ったご提案を受けることに繋がります。
稲沢市、清須市、一宮市などで外壁塗装をご検討中の方はお気軽にご連絡下さい。現場調査・見積りすべて無料で行っております。
この記事の執筆者・更新担当者
専務取締役 岡田 健
「失敗は許されない。完成時には、心からご満足いただける塗装を」
私は日々このような強い思いをもって塗装工事に取り組んでいます。
自分自身にプレッシャーを与えながら業務にあたっていますから、工期を終えた後、お客さまの笑顔に触れた時には仕事に対する充実感、そしてその先にある「より質の高い塗装を」というモチベーション維持にもつながっています。
資格: 外壁診断士
趣味: 旅行、シュノーケリング、フットサル