投稿日:2020.10.14 最終更新日:2020.10.14
カバー工法について|外壁塗装フォーグッド
稲沢市・清須市・あま市のみなさん、こんにちは!
明け方と昼間の温度差があり、なかなか体が追い付かない今日この頃の木村です。
さて、今回は前回お話しした屋根の葺き替えの続きで、カバー工法に関してお話ししていきます。
カバー工法とは、現状の屋根の上に軽い屋根を張ってかぶせる工法です。前回お話しした葺き替えよりも、工事費用と工事期間を抑えることが出来ます。
そんなカバー工法にもメリットとデメリットがあります。
☑メリット
◆葺き替えに比べると、お値打ち
カバー工法は、元々あった屋根の上に新しい屋根材を重ねる工事のため、葺き替えとは違い古い屋根材を撤去するための人件費・廃材処分費が発生しません。
そのため、リフォーム全体にかかる費用がお値打ちです。
◆工期が短い
葺き替え工事の場合は、古い屋根を取り外す際に養生をする必要がありますが、カバー工法では省略することができます。
通常、葺き替えリフォームの場合は工事期間が1週間~4週間程度かかりますが、カバー工法であれば約1~2週間でリフォームが完了します。
◆騒音やほこりが少ない
葺き替えをする際には、騒音やホコリに悩まされることが多く、近所とトラブルになってしまうケースがあります。
カバー工法であれば、工事中に騒々しい音やチリが発生するリスクが少ない上、工期が短いので、周囲の方に迷惑をあまりかけずに済みます。
◆アスベストに対応
2004年以前、屋根のスレート材料には、がんの原因になりやすいアスベスト(石綿)が使用されていました。
現在では製造・販売・使用共に中止になっていますが、まだ屋根にアスベスト材が含まれている建物も残っています。しかし、アスベストの処分費用は高額で、また解体時にアスベストが近所に飛散しないよう対策しなくてはなりません。カバー工法なら、屋根を壊すことなくリフォームできるため、このようなリスクがありません。
☑デメリット
◆耐震性能が低下
カバー工法は屋根全体の重量が増えてしまうため、耐震性能が少々低下します。ですが、戸建て住宅に多いスレート屋根に、軽量な金属屋根材でカバー工法を行った時の総重量は、約23~26kg/㎡程度です。
昔ながらの住宅で見られる瓦屋根は60kg/㎡位なので、カバー工法でリフォームした方が屋根が軽いです。
◆瓦屋根には不対応
元々ある屋根の上に、フラットな金属屋根材を固定するのがカバー工法の方式です。
そのため、波型の形状の屋根、厚みがある屋根材の上には、固定することが難しいため、陶器やセメントで作られた日本瓦の屋根は、カバー工法には不向きです。瓦棒屋根は、カバー工法を施工することは不可能ではありませんが、思い切って葺き替え工事を行うのが効率的と判断されることがほとんどです。
◆内部補修が必要な屋根には施工できない
屋根の下地や内部が劣化している時は、その上から新しい屋根をかぶせるだけでは危険です。
下地から劣化している屋根の場合、まずは補修しなければいけません。また、下地材が古くなっている場合も、雨水などを吸収して腐食していく可能性があるため、新しい屋根材を固定する際に釘が打つことができず、葺き替え工事を行うことになるパターンがあります。
カバー工法の耐用年数は、約20年~25年程になります。ただ、一度カバー工法を行った屋根を、3重以上にする例はあまりないため、今後も長く住み続ける建物の場合、20~25年後には屋根を撤去するかもしれないという点についても考慮しておくことも重要です。
家全体を守ってくれる屋根のリフォームは、確実に計画的に行わなくてはなりません。
ご家庭の屋根をリフォームする際には、この先も長期にわたって住み続ける建物か、予算はどの位まで用意できるかを決めておき、最適な工法や商品で施工してもらうよう、ぜひ相談してみてくださいね。
フォーグッドは外壁塗装・屋根塗装の専門店です。
創業から42年以上、稲沢市・清須市・あま市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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