投稿日:2022.11.11 最終更新日:2023.05.15
【愛知県の方必見】外壁塗装を安く行う為の助成金と補助金
現在、愛知県で外壁塗装の助成金がある市町村は6つです。
このブログでは、 愛知県の外壁塗装で使える補助金や助成金/火災保険などについて詳しく説明いたします。
助成金をもらうための注意点や、受け取りまでの申請手順などもお伝えしています。
以下のような方はぜひこのブログ記事を参考にしてみてください!
- どこの市町村が助成金がでるのか?
- 助成金がもらえる条件とは?
- 助成金は無理でも火災保険は使えるのか…
また、すぐにでも相談したい方は当社にご相談ください。(相見積もり大歓迎です!)
助成金・補助金の違い
外壁塗装における助成金と補助金は、どちらも工事を実施したあとに後払いで給付されます。国や自治体から支給され、返済の必要はありません。
- 助成金
定められた条件を満たしていれば原則誰でも受け取ることができます。
- 補助金
受給する際に審査を通過しなければならないという違いがあります。
愛知県で助成金・補助金がでる市町村は?
令和4年現在、愛知県の市町村のうち、外壁塗装の費用を対象にした助成金制度がある市町村は以下の6箇所です。
市町村名 | 制度名 | 助成金額 |
豊川市 | 住宅リフォーム工事費補助事業 | 工事費用の20%(上限20万円) |
蒲郡市 | 住環境整備促進事業費補助金 | 工事費用の20%(上限20万円) |
犬山市 | 犬山市住宅リフォーム補助金 | 工事費用の20%(上限10万円) |
扶桑町 | 環境にやさしい住宅改善促進事業補助金 | 工事費用の10~20%(上限10~20万円) |
東栄町 | 住宅リフォーム補助事業 | 工事費用の20%(上限10万円) |
豊根村 | 新築リフォーム補助金 | 工事費用の3分の1(上限25万円) |
外壁塗装で助成金をもらう為の注意点
外壁塗装でも助成金はもらえますが、注意点がいくつかあるので説明します。
受付期間内で、かつ工事着工前の申請をする
期間内であっても、申し込みが多く期間内でも締め切ってしまう場合もあるので、早めの準備をおすすめします。
遮熱/断熱塗装である
省エネリフォーム工事として「遮熱塗料」または「断熱塗料」を使用して工事を行う必要があります。
効果 | 平米単価 | 耐用年数 | |
断熱塗料 | ・熱の伝導を絶つ効果がある ・断熱することで部屋と外の温度さを生みだす ・室内を快適な温度に保ち夏涼しく、冬は暖かい |
3,500円~4,000円 | 約15~20年 |
遮熱塗料 | ・熱を反射し遮断する効果がある ・太陽光を反射して熱が壁に吸収されるのを妨げる ・夏の気温上昇を抑える |
2,500円~3,500円 | 約10~12年 |
必要書類を揃える
- 本人確認書類の写し(住民票、運転免許証(裏面含む)、個人番号カードなど)
- 工事費の見積書の写し、もしくは領収書
- 平面図・立面図
- 自治体の助成金申請書
- 前年度分の市税納税証明書
- 塗料の出荷証明書
- 登記事項証明書(発行から3か月以内のもの)
などが一般的に必要なものになりますが市町村によって変わってくる為、必ず確認するようにしましょう。
助成金制度を実施している地域の住民
住んでいるだけではなく他にも以下のような条件があるところが多いです。
- 地域内で住民登録をしている(住民票を提出している)
- 住民税や固定資産税などの税金を滞納していない
- 地域内に住居があり、所有者である
自治体で定められた業者で行う
助成金を受け取るには、対象地域内の業者に施工をお願いする必要があります。
「せっかく書類をそろえて申請をしたのに…」こういったことがないようきちんと確認を行いましょう。
助成を受ける回数が制限内である
建物につき1回限りの所もありますし、前回の工事から1年経過後であれば申請が可能な所もあります。
税金を滞納なくきちんと支払っている
助成金は各自治体の予算の範囲内での支給になります。
なお、助成金は工事費によって変動しますので、概算見積もりから支給される助成金を確認してください。
愛知県で外壁塗装助成金を受け取るための申請手順
①業者探し・見積もり
助成金申請時に施工をする業者情報や工事費用の見積もり書が必要な場合がほとんどで、
また業者が指定されている場合もあるのでご自身の市町村の情報をしっかり確認してから探し始めましょう。
②書類を揃えて事前申請
補助金や助成金を受け取るためには、工事前の申請が必要です。
③審査結果を受け取り工事開始
工事期間中や工事完了後の写真の提出が必要な場合もありますので、必ず事前に確認しましょう。
④請求書の提出
工事完了後○日以内に請求書の期限があるため早めに提出しましょう。
⑤振込確認
請求書の提出後は振込確認をしましょう!
補助金や助成金がない地域は【火災保険】を利用しよう!
自治体によっては助成金の支給を行っていない地域もあります。
しかし、お得に外壁塗装する方法がなくなったわけではなく、火災保険を使えば外壁塗装もお得に行う事が可能です。
火災保険とは、火災や風災、水災、落雷などによって損害が発生した際に一定額を補償してくれる保険になりますが『苔やサビがある屋根』『雨樋のチョーキング現象、サビついた板金』『外壁へのひび割れが見られる』などの症状(風災として)でも火災保険が適用された例も中にはあります。
火災保険には大まかに分けると「フランチャイズ方式」と「エクセス方式」があり、どちらの方式の火災保険かによって免責金額と支払われる保険金が変わるのです。
火災保険の種類 | 免責金額(自己負担額) | 支払われる保険金 |
フランチャイズ方式 | 一般的には20万円 | 損害額が免責金額を超えると全額補償 超えない場合は0円 |
エクセス方式 | 0~10万円の中から契約者が 選択することができる |
損害額が免責金額を超えた場合、 損害額から免責金額を差し引いた金額を補償 超えない場合は0円 |
近年ではエクセス方式の火災保険が主流となっていいます。
火災保険での外壁塗装を検討する場合は、事前にご自身の免責金額を確認しておくことをおすすめします。
外壁塗装に火災保険が適用できる条件は以下の4つが挙げられます。
①火災保険に加入してる
こちらは大前提ですね!
②被災から3年以内に申請を行うこと
火災保険が適用できるのは、被災してから3年以内の補修工事についてのみです。(保険法第95条(消滅時効))
なお、自費で既に工事を行ってしまっていても、3年以内であれば工事の請求書をもとに保険金を申請することができます。
③損害の補修にかかる費用が火災保険の免責金額を超えること
火災保険には、免責金額といって、「この金額以下の補修は自己負担で直してください」という基準になる金額があります。
この免責金額を下回った補修工事の場合、火災保険は適用されないので注意しましょう。
④外壁/屋根の破損が災害によるものであること
ここでいう自然災害とは、風災(台風)/雪害(豪雪)/豪雨などです。
水害(洪水・高潮など)や窃盗、騒擾、地震は、プランによっては補償の対象外なので、注意が必要です!
地震のリスクまでカバーしたければ、地震保険に加入することをおすすめします。
まとめ
いかがでしょうか。愛知県で助成金が受け取れる市町村は6つで、以下が外壁塗装助成金を受け取る条件です。
- 受付期間内で、かつ工事着工前の申請をする
- 遮熱/断熱塗装である
- 助成金制度を実施している地域の住民
- 自治体で定められた業者で行う
- 助成を受ける回数が制限内である
- 税金を滞納なくきちんと支払っている
助成金がない市町村では火災保険の申請をオススメします。
火災保険を受け取る条件は
- 火災保険に加入してる
- 被災から3年以内に申請を行うこと
- 損害の補修にかかる費用が火災保険の免責金額を超えること
- 外壁/屋根の破損が災害によるものであること
外壁塗装の助成金や火災保険を利用するためには、期間内に「事前申請」をすることが必要です。
また期間内であっても、申し込みが多く期間内でも締め切ってしまう場合もあるので、早めの準備をおすすめします。
最後に、助成金や火災保険を使った外壁塗装をご希望の場合は制度に詳しい業者を選ぶことをおすすめします。なぜなら助成金や火災保険を使う工事の場合、申請が下りるまで工事を待ってもらう、工事中に記録用の写真を撮らせてもらうなど、業者の協力が必要不可欠だからです。
現在なにか気になることや、外壁塗装のついて相談したいことがあればお気軽にご相談ください。
この記事の執筆者・更新担当者
専務取締役 岡田 健
「失敗は許されない。完成時には、心からご満足いただける塗装を」
私は日々このような強い思いをもって塗装工事に取り組んでいます。
自分自身にプレッシャーを与えながら業務にあたっていますから、工期を終えた後、お客さまの笑顔に触れた時には仕事に対する充実感、そしてその先にある「より質の高い塗装を」というモチベーション維持にもつながっています。
資格: 外壁診断士
趣味: 旅行、シュノーケリング、フットサル